佐藤めがねの闘病記録

子宮平滑筋肉腫と告知されました

2回目の手術当日、夜① 2016年11月

こんにちは、佐藤です。
メリークリスマス!!
……流れに乗り損ねてしまいました💦

今年は連休でしたので、小さなケーキを買って実家に帰り
この前のフランス土産の赤ワインと一緒に
両親とお祝いしました。

その後戻ってからは、ミートボールスパゲティとタルトを作って
一人でもお祝い✨
毎年、クリスマスと誕生日は何かおいしいものを作るようにしています。

さて、ちょっと日付が開いてしまいました。
2回目の術後の話を振り返りたいと思います。

この2回の手術を比較してみますと、
(1回目 / 2回目 5段階評価で数字が大きい方がつらい)
喉の渇き  5/1-
お腹の痛み  2/5
吐き気  0/5+
ナースコール 0/5+
 
こんな感じでした。
ナースコールは鬼のようにしました。ごめんなさい。
だるさは覚えていないのですが、
夜のうちに色々とできるようになった1回目の手術に対し
2回目は吐き気がひどく一晩でできるようになったことは
あまりありませんでした。
 
まずのどの渇きですが、
1回目は前日に嘔吐して、
早い段階から絶飲食した上で午前の手術だったため
本当にのどがかわいてめっちゃつらかったのですが、
今回は、嘔吐はせず当日の早朝まで水分をしっかりとっていたので
あまり感じることはありませんでした。
 
お腹の痛みは2回目の方が強く感じました。
最初は耐えて耐えて耐えていたのですが
耐えきれなくて、コールしてしまいました。
看護師さんはすぐに鎮痛剤を持ってきてくれて点滴開始。
しかし。これが全く効かないんです。
30分もしたらよくなるはず、と言い聞かせるものの
その30分が分からないし、全く良くならない。
 
さらに耐えて耐えて耐えて、も一つ耐えたのですが
結局堪えきれず、何かで来てもらった時に看護師さんに相談しました。
点滴してもらったけども全く変わらずめちゃんこ痛いんですけど……
これってもう耐えるしかないのでしょうか?
「大丈夫ですよ!!」と看護師さんは別の鎮痛剤を持ってきてくれました。
これはね、結構効きました!
少しずつ手足にしびれを感じてきて、これは何だろう?とハラハラしましたが
しびれが強くなることもなく痛みが少し和らいできたので
これで良しとしました。
 
そして同じくしんどかったのが、吐き気でした。
薬剤師さん曰く、硬膜外麻酔の影響かも?とのこと。
痛みを感じたときに、ショットして鎮痛剤を増やす手段があったのですが
吐き気がひどかったため、私はその戦法は使えず
鎮痛剤を追加して痛みと吐き気に耐えていました。
口元にガーグルベースンがないと不安で仕方なくて、
でも自分で移動させられず、
そのためだけにナースコールをしたことも・・・
 
というのも、前回は術後も大部屋で定期的に看護師さんが見回りに来られてましたが
今回は個室でどうやら監視カメラのようなものがついている様子。
看護師さんは呼ばない限り来られませんでした。
前のように、来られたついでに何かしてもらおうという事ができません。
そのため、本当に申し訳ないと思ったのですが
鬼のようにナースコールをしてしまいました。
先ほどのガーグルベースンに加えて
お腹が痛い、
寝返りしたい、
点滴や足の装置のエラー音がなる などなど……
 
この足の装置が大変うるさかったです。
血栓防止のための装置で、膨らんだりしぼんだりを繰り返しているのですが
ふくらみが悪いとエラーになるよう。
ふくらはぎ部分は気持ちがいいのですが、
足の裏の部分をちゃんと膨らませるには
足首から下を倒さないように力を入れて起こしていないといけないんですよ。
だるくて力を抜いて足首から先を投げ出しているとクッションが膨らみ切れず
ブーーーってエラーになりピーピーピーピー……
そんな力入れっぱなしておれるわけないやろ!
術後は足首を支えるだけでもきついったい!!
 
でも、いちおう、コールを我慢した時もありました。笑
足がだるくてクッションを間に挟んでいたのですが、
明け方に少しだけ足を動かせるようになった時に
これを落としてしまいました。
少しでも足を楽にしたいので、拾ってほしかったのですが
これは諦めて、看護師さんが来てくれるのを待ちました。
あと、ナースコールやリクライニングのリモコンを落とした時も
これも呼ぶほどではないと諦めました。
ナースコールを落としたら呼べないんですけどね。

あとは、胃痛とおむつについて少しだけ書きたいのですが、
長くなったので、また次回書きたいと思います。
それから、目が覚めた事あたり時間の流れに沿って書きたいです。

今年も一年間、再発・転移なく過ごせました。
本当にうれしいです。
私の周りには、再発した人も新たにがんになった人もいるので
こういう事を言うのにためらう時もあります。
でも、それってなんだかちょっと失礼な気がしましたし、
私の存在意義というのは、
平滑筋肉腫になっても再発・転移なしで生きている事だと思っているので、
この事実は大きな声を出して発していきたいと思いました。

一年間、この冗長な文章のブログを見に来ていただき、
本当にありがとうございます。
皆様の声に支えられてのこの命です。
これからも、大切に生きていきます。

初詣では、過去にコメント下さった方やいいね下さった方、
それから見に来てくださった方皆さんの健康を
お祈りしてきたいと思います。

来年もどうぞよろしくお願いします!