佐藤めがねの闘病記録

子宮平滑筋肉腫と告知されました

術後 発熱とお風呂について 2016年9月

術後からずっと熱が出ていました。

術後4日目まで38度以上が続き、なかなかお風呂に入れませんでした。

ものすごくきついわけではなかったのですが、

熱っぽさが続くのでやはりだるいと感じていて

数日は氷枕のお世話になっていました。

 

しばらくして知ったのですが、

輸血をすると発熱することがあるらしいですね。

私の場合はそれだったのかもしれません。

 

術後4日目はいい加減お風呂に入りたいと思っていて

朝からお風呂の準備をしており看護師さんと話して予約までしていましたが

午前は38度から下がらず断念。

午後に予約時間を変更したものの、再度測った時は37.9度。

すごくしぶい顔をされました。

結果は、「洗髪のみならOK」というもので洗髪台を案内してもらいました。

 

この時、母親に手伝ってもらおうかどうしようか悩んでいました。

一人で洗えるか不安がありました。前かがみになれるのだろうか。

でも何もかも手伝ってもらってばかりだから、まずは自分でやってみよう。

もしできなかったら母が来てから手伝ってもらおう、と決意し

ベッドから立ち上がったところで、なんと目の前に母親が。

すごいタイミング!!なんで!?!?

びっくりです。

というわけで、最初の洗髪は母親に手伝ってもらい無事にできました。

前かがみはそこまで傷に響かない事が判明。ちょっと嬉しかったです。。

傷よりも、同じ体勢でいることがだるかったですね。

 

術後5日目は、熱は37.4度。

特に何も言われなかったのでシャワーを予約し、

今度こそ一人でシャワーを!と思ったのですが、

これまたタイミングよく母が来たので、結局母親に手伝ってもらうことにして

今度は全身を洗う事ができました。


背中を洗ってもらう時、おなかの皮膚が引っ張られていたので

傷口に響いてちょっと痛かったです。

 

ただその夜はまた熱が上がってきており、

どうして下がらないのだろうと不安で泣いてしまいました。

ドレーンを抜くのが早かったんじゃなかろうか。

それでおなかに何か残って感染症起こしているんじゃなかろうか。


考えてもどうしようもないので、翌日聞くことに決めました。

ただ、翌日はそれどころではなくなり聞けませんでしたけども。

 

術後6日目からはシャワーを一人でできるようになりました。

洗髪のみから始まり、一日ずつ進歩するのがとても嬉しかったです。

 

お風呂に入れない日は熱いタオルをもらえます。

そして、私の羞恥心を全て取り去る出来事がありました。

汚いシモのお話なので、嫌な人はここで終わってくださいまし。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

私は生理がとても順調で

ほんと信じられなかったのですが、

開腹したにもかかわらず、予定通り術後1日目に始まりました。

術後は生理関係なく出血するものですが、私の場合は確実に生理でした。

驚きです。ほんと私の身体はいたって普通。

そんな中ですよ。衝撃の事件でした。

 

発熱のためお風呂に入れず、熱いタオルで身体を拭いてもらっていましたが

N病院では、おむつを外してそこをお湯で流して洗ってくれるんです!!

(術後翌日までおむつでした)

「あ、あの、私今日から生理になってしまって……」

「大丈夫ですよーーー」と看護師さんは慣れた手つきでおむつを脱がしお流し開始。

これが、もう、ほんと、言葉にならない……

 

心は無になりました。

ただ目をつむり、はたまた天井をただただ見上げていました。

私の中に残っていた羞恥心はこの時全部一緒にきれいさっぱり流されていきました。

 

羞恥心さえなくなれば、それはそれは大変心地よいものでした。

ものすごくさわやかな気分になれました。

この時、おむつから生理用品と普通のパンツ(といってもへそまでデカパン)に戻りました。


翌日も発熱のためお風呂に入れなかったので、また流してもらいました。

・・・・・・・。