佐藤めがねの闘病記録

子宮平滑筋肉腫と告知されました

クリニックにて

予約したクリニックはまだ2回目で、決して行きつけという訳ではありません。
しかも、初回は問診で私がうまく答えられなかったため
看護師さんがイラついているのがわかったので
あまりいい印象ではありませんでした。

かといってまた新しいところを探すのも嫌だし
先生はとても感じがよかったので
今回は言う事をばっちり用意して挑みました。

問答をイメトレしやる気満々で問診へ進みましたが、
今回の看護師さんはとても優しい人でした。
頻尿の事を伝えると膀胱炎かどうかの尿検査もできますが?と提案されましたが、
それは泌尿器科で相談すればいいやと思い断りました。
(婦人科で問題なければ、泌尿器科へ行くつもりでした)

さて、先生の部屋に呼ばれての内診。
エコーを入れた瞬間に「わぁ、大きいねぇ」と言われました。
子宮筋腫がとても大きくなっていたのです。
自分でもモニターを見てびっくりしました。えー?これが筋腫ー!?
今まで、どれが筋腫がわからないような画像でしたが
今回ははっきりとわかりました。でかでかと主張していました。
モニターに集中していたからもしれませんが、
この時のエコーは今までで一番短いと感じられました。(現在までも含めて!)
これはとっとと終わらせて病院紹介の手続きしましょう、みたいな。

筋腫は11センチ前後。赤ちゃんの頭くらいだそうです。
トイレが近いのは膀胱を圧迫しているせいでしょう、と言われ納得しました。
「これはもう取らないといけませんね。取って、子宮を守らないと。」
この「子宮を守る」という言葉は強く響きました。
そうね、そうだよね、そっちを守らないと。うん、筋腫を取らないと!

土曜に来ていたので、土曜も診察してくれる病院を教えてくれました。
「あなたの家から近いし、この先生は腹腔鏡が上手だし」と言われ
ぜひそこでお願いします!と即答しました。

今思えば、
無理に仕事を休んで平日に行かなくてよかったです。
そうすれば、土曜がいいでしょう?って言われずに他の病院だったかもしれません。
他の病院であれば、手術後の診断や医師のとった行動が変わってくるかもしれない。
これも運命だったのかなぁ、と今書きながら思っています。

さて。
本当に手術となったので、軽くパニックです。
クリニックを出た直後に兄に連絡しました。以前腹腔鏡手術をしたはず。
とりあえず誰かに聞いてほしかったし。
病気よりも傷が痛くて数日動けなかった、というめちゃビビる内容でしたが、
「大丈夫なん?」と心配してくれてました。
内容を読み返していたのですが、この時の私の頭の中は
派遣を切られないかどうかの心配がとても大きかったようです。
病気については
子宮筋腫だから大したことない、まさか子宮全摘にはならんし」と送ってました。
そりゃそうよね、そう思うよね。
もちろん母親にも連絡しました。
大したことないと捉えているような返信でした。私もそう思っていました。

この日から今日までずっと、私の頭の中は病気の事でいっぱいです。