佐藤めがねの闘病記録

子宮平滑筋肉腫と告知されました

ほんのり様子がおかしい

5月末のクリニックでは、久々ということもあり
子宮頚がん検査もしていました。
その結果と紹介状が一緒に送られてくるのを待ってから
紹介してもらった病院に予約の電話をしました。
何気にビビってました。陰性でした!良かったー!

土曜というのはやはり人気の曜日のようで、予約がとれたのは月末。
その間、兄ちゃんから「その後どうなったの?」と連絡あり。
兄ちゃん優しいなぁーと思いながら、月末に行くことを報告しました。

紹介してもらった病院はタクシーで15分くらいで歩いても行ける距離です。
総合病院ですが、婦人科がある病棟は新しく建て直したらしく
とても清潔でした。
受診室の前で番号が呼ばれるのを待ちます。
へぇ、番号なんだ。デジタルだねー近代的だねぇー。

先生は女性で、にこやかではないものの
しっかりはっきりした方だと感じました。
内診をした後に、今日血液検査をし後日MRIを撮ってから
手術の方針を決めましょう、と言われました。
「あー、手術ありきの話なんだーやっぱりー」とちょっと残念に思ってました。
気持ちだけ悪あがきしたものの無駄でした。

この頃、派遣先の担当の方にだけ、今後長期でお休みを頂く事になりそうだと話しておきました。
あと、京都に遊びに行ったので、婦人病患者にご利益のある神社や縁切り寺に行き
病気平癒のお参りをしてきました。

MRIは2週間後に撮りました。その日のうちに結果を教えてもらいました。
しかし、どうも先生の顔があまり明るくない。
聞くと、筋腫に少しだけ白いものが散らばって映っているとの事でした。
悪性という可能性は低いものの、手放しで「良性です」とは言えない結果だそうです。
サイズのこと、「肉腫」の可能性が捨てきれないこと。
二つをふまえ、開腹手術の方がいいと思うと言われました。
腹腔鏡手術だと、筋腫をお腹の中でソーセージのように削るから
お腹の中に破片が残るかもしれない。
万が一肉腫だったら、悪性の種をお腹にばらまく事になりかねないそうです。
嫌でしたが、もう仕方ない、クリニックに予約した時から腹はくくっているので、
それでいいです、お願いしますと即座に答えました。

先生からは、「いやいや、重要な事だからそんなすぐに決めない方がいいです。
セカンドオピニオンに行ってください」と
セカンドオピニオンを勧められました。
意外。先生が勧めてくるなんて。

セカンドオピニオンの進め方が分からず
手術経験者の兄に相談し、近所の病院に行く事にしました。
週明けすぐ両方の病院に電話し、書類の手続きと予約を完了。
すんなりと手配ができて、その週の木曜に行く事になりました。

なんだか、雲行きがあやしくなり、ちょっとだけ悪性のことを調べたりしました。
驚いたのはその生存率の低さと病気の進行の速さ。
それ以上は見られませんでした。

今まで平凡に生きてきたんだから
私の人生にそんな劇的な事は起こらないだろう、と言い聞かせていました。
若干の不安はあるものの、まだ笑って話せるくらいで
手術怖いよーばかりでした。

今思えば、かわいいもんです。