佐藤めがねの闘病記録

子宮平滑筋肉腫と告知されました

初めてのCT後半 2016年10月

こんにちは。佐藤です。
五月はたくさん予定を入れており、すごく楽しかったのですが
外食に続く外食でせっかく落ちた体重を全部取り戻してしまいました。
治療後って痩せにくくないですか???
私は全然痩せないしめっちゃ太りやすくなりました。
腹立たしいです。全部病気のせいにしたいところです。

さて。日にちが空いてしまいましたが
前回のCT検査のつづきです。
今回ちょっとうろ覚えなので(の割には長いです)
後日訂正部分があるかもしれません。

では早速。再度言いますが、相変わらず長いです。すみません。


患者さんが多かったこともあり結構待ちました。
もう何度目になるだろうっていう闘病マンガを読みながら
ずっと「大丈夫大丈夫」とぶつぶつ唱えながら待ち時間を耐えました。
 
ようやく名前を呼ばれ、まずは点滴から始まりました。
簡単な問診を受け(食事や妊娠の有無、あと持病とか)
あっさりと針が入りました。お上手ですこと!ありがたい。
待っている間の点滴はただの生理食塩水のようなものだったのですが
最初はそれが造影剤だと思っていて
「点滴しとるけど全然熱くならんぞ。いけるぞ」と
ちょっと喜んだりしました。ぬか喜びでした。
ちなみに、点滴は腕に刺しましたが、柔らかい針だそうで多少曲げても大丈夫だそうです。
でも、曲げたら痛いです。
 
そうそう。その前に。
以前MRI検査の時は検査着に着替えた事もあり、
勝手に今回も着替えがあると思い込んでいました。
が!今回の病院は検査着はありませんでした。
そのため点滴の前に衣服の調整をしました。
これが失敗でした。というか毎回何かしらの失敗をしているのですが

初回の失敗は服装でした。詳しくはもうちょっと下で書いてます。

 
点滴後はCTの台が空くのをまた同じ場所で待つのですが
その間に水を渡されました。理由はよくわかりません。コップ一杯飲んでね、と。
緊張のあまりほとんど飲めませんでしたが、別に大丈夫と言われました。
何なのだろう? 

苦労して水を飲んでいる時に、その水を渡してくれた人が私を呼びました。
きた、ついにきた。
絶対大丈夫。何にもない。あとは寝るだけ大丈夫大丈夫……
引き続き唱え続けます。
 
CTの台では横になるのですが、これがまた結構な重労働。
まだ手術の傷口が痛いからですね、ほいほいと体制を変えることができないのですよ。
検査技師さんに助けてもらいながらなんとか横になり
眼鏡を外し手を上にあげて準備完了。
検査技師さんが検査の流れを説明してくれて
緊急呼び出しボタンの練習をしてから部屋を出ていかれました
そこで初めて、まだ造影剤が入ってきていないことを知りました。
そうだったのか。だから何もなかったのか……
ぬか喜びした分、緊張度が増します。

でも。
実際に始まってみると大したことはありませんでした。
CTMRIと違って静かで、機械の動きも早かったです。
途中で検査技師さんと医師が入ってきて点滴の確認をします。
「薬が流れています」というアナウンスと共に造影剤がスタート!
手を上にあげているためか点滴の管が耳に近いようで、
薬が流れていく音が聞こえてきます。
それが結構なスピードでチョロチョロ聞こえるもんだから、
不快というほどではないのですがなんとも居心地が悪い。
でも何もないじゃん、余裕じゃん、と思った刹那。
「ぬぉーーーなんか、なんかあつい!!これかーーー!!」
体験談で読んだとおり(相変わらずネット検索しまくり)、グワーっと熱くなり、
そして、急激な尿意を感じました。も、もらしそう……
 
そうしてハラハラしているうちに気づいたら熱さも尿意も過ぎ去り
検査は終わりました。
ものすごくホッとしました。
あの尿意はなんだったんだろう、なんて思いながら
あとはレントゲンだけだし、レントゲンなら何度も撮ったことあるし、と
余裕で検査室を出ました。
 
ですがね。ここからさらに2つ難関がありました。
一つ目は、先ほどの服装にです。
点滴を抜いてからレントゲンだと思っていたのですが、
抜いた後は数分間しっかりと押さえて血を止めなくてはならないらしく
レントゲンが終わってからにしましょう、と言われました。
例え柔らかい針でもそれなりに違和感はあるので
早く取りたかったのですが、これは我慢してつけたままレントゲンへ。
終わってやっと抜ける~と思ったら
止血をしっかりするため、先に着替えて両手をフリーにするよう指示が!
先ほどお伝えしたように、曲げてよい針ですが痛くないわけではありません。
そこをかばうようにするとなかなか上手に着替える事ができず苦労しました。
次回から絶対に問題ない服で来る!!とかたく決意しました。
CTとレントゲンはNGの服装が異なるんですよね。
病院でチェックをしてから、問題ない服装で行った方がいいですね。
 
二つ目は、レントゲンの態勢です。
まさかの寝てください、という指示。
えぇぇぇぇーーまたーー??立位とばかり思っていたのでまたしても重労働。
まぁでも仕方ないか……
レントゲンの台はCTよりも固くかなり横になりにくかったのですが
この時も検査技師さんに手伝ってもらいながらなんとか終わらせる事ができました。
 
私は友人に検査技師をしている人がいるのですが
こういった検査を受けた後に彼女に再会したので
心の底からお礼を伝えました。
検査技師さんは、病気を見つけるだけでもずいぶん大変なお仕事でしょうに
こうやってあちこち苦労している患者さんを
肉体的にも時には精神的にも支えて検査を行わなくてはいけないわけですよ。
ちゃんとやらないと検査結果に影響が出るかもしれないですし。(憶測ですが)
ものすごく余計なお世話ですが
この種のお仕事の人はできればかなりの高給であってほしいと思ったもんです。
 
手術直前だからか理由は分かりませんが、
この時だけ、当日中に結果を教えてもられました。
告知の日には来れなかった母がその日は来てくれるという事で
検査後の時間に院内のカフェで待ち合わせをし
検査結果に合わせ予約している婦人科受診時間まで
お昼を食べながら待ちました。
 
病院内のカフェなので患者さんがたくさんいます。
これからの自分はどうなるんだろう。
とても失礼なのは分かるのですが、自分のこれからに重なって見えて
怖くなりました。
手術は痛みを超えればなんとかなるんです。
(それだけではありませんでしたが)
抗がん剤はどうなるんだろう……
 
未知の世界は本当に怖いです。
家族にも話を聞いてもらいましたが、
何が怖いって知らないことだよね、とよく言っていました。
私は親類にも知り合いにも抗がん剤を受けたことある人がいないので
何がどうなるのか全く分かりません。
 
長くなりましたので、結果の日はまた別途書きます。
思わせぶりなのは好きではないので先にネタバレすると
転移はありませんでした。
それから、未知の世界の抗がん剤ですが
これも私は比較的楽に終わらせることができました。
比較的って、誰と何と比較しているのだって思いますけどね。笑
脱毛以外はテレビとかで見ていたのと全然違いました。
個人差が大きいと思うのでなんの参考にもならないとは思いますが
抗がん剤についてはまた後日書きます。
日付順にするか副作用別にするか悩んでいるところです。
 

では、また近いうちに。