佐藤めがねの闘病記録

子宮平滑筋肉腫と告知されました

MRIと兄の助言

ひとつ前の記録、読み返すほどに小学生の日記のようですね。
読んでいて疲れたのではないでしょうか。

さて、ほぼ忘れてしまっているのですが、
覚えている範囲で初めてのMRIについて
記録しておこうと思います。

この時は造影剤は使っていませんでした。
食事制限の有無は覚えていません…
コンタクト不可と書かれていたのですがうっかり付けていってしまい
しかも眼鏡も忘れてしまったので焦りましたが
この日はつけたままでOKでした。一安心。
ヒートテックやストッキングも何があるかわからないので着用不可。
素直にすっぽんぽん+パンツ+検査着で臨みました。

金属探知機で全身をチェックされてから検査室へ。
前もって「ピーピーガーガーうるさい」という情報は仕入れていましたが
未知の経験はやはり緊張しますね。

結論からいうと、何も怖くありませんでした。
狭い、うるさい、ただそれだけで、
高音の時はMRIテクノブレイク‼とか考えるくらい余裕がありました。
ただ、一つだけ問題がありました。
緊張すると呼吸が浅くなる事があると思うのですが、この時もそうなってしまい
できるだけ動かないようにという指示もあり
苦しくなってしまいました。
深呼吸すれば解決するのですが、そうするとかなり胸とお腹が動いてしまう。
音が途切れたかな、というタイミングで息を大きく吸うよう試みましたが
どうしても苦しい時は、申し訳ないけどもがっつり息を吸わせてもらいました。

時間としては…これもはっきり覚えていないのですが
20分もかからなかったと思います。
初めてなので超長く感じましたけれども^^;

先生とのお話の時に検査技師のレポートを画像付きで受け取りました。
すごい!筋腫大きい!!!すごいはっきりわかる!!
ちょっと感動しました。
ただ、説明文は専門的すぎてちんぷんかんぷんでした。
「平滑筋肉腫の可能性は否定できませんが~~」という部分だけ理解できました。
画像と説明文の写メを母親にすぐ送ったことを覚えています。

なお、お会計は先生とのお話も含めて6500円くらい。
ネットでの体験談を読むと8000円だったり1万円だったりして
金額は病院や状況によって全く異なるようですね。
同じ部位の撮影でも、次の病院では造影剤を使い金額も高かったです。
金額に不安があるときは、素直に病院に聞くのが一番でしょうか。

この診断を元に、兄にすぐ相談したのは前回お話しした通り。
以前の勤め先の方で奥様が婦人科の手術をされていたことを思い出し
その人にちょっと話を聞いてみるつもりだと、その時一緒に伝えていました。
すると、
「経験者の話はあくまで本人だけの話だから偏りがち。
その点、医師は数多くの患者を診てきてるから
参考にするんだったら医師の意見を聞くように」
といった返事がきた。

ハッとしました。
確かにその通りなんだけど、言われてみればそうなんだけど、
これを聞かずにいたら、その人の体験談を丸呑みしていたかもしれない。
病気も違うのに。
医師は病気のプロなのだ、と改めて思いました。
それでも今でも体験談を聞きたいと思いますが、
疑問点や不安は全部先生に質問し、そこで解決するようにしています。

この記録も、あくまで私の個人的な体験談です。
同じ病気の人もいらっしゃるかもしれませんが、
状況は人それぞれ違いますので、
「こんな人もいるんだー」程度に考えていただけますと幸いです。

「平滑筋肉腫でも生きている人もいるんだー」とね。
そうですよ。生きています。生きていきます!
一緒に、生きていきましょうね。