佐藤めがねの闘病記録

子宮平滑筋肉腫と告知されました

術前検査と初めてのCT検査 2016年10月

こんにちは。
最近新しいゲームを買って忙しい佐藤です。お元気ですか?
私は花粉症が落ち着いてきました。嬉しい。
まだ3年目ですが、来年こそ治ってほしいです。

では早速、過去のお話をしたいと思います。
お仕事に復帰したところまでお話ししたので
その続きのCT検査から再スタートします!
 

復帰二日目は週末をはさんでの月曜日でした。
そして検査のため火曜日はまたお休みしました。
大学病院は土日やっていないので平日行くしかないのですが
傷の痛みもあり体調に不安が多いこの時期には
よいペースでの勤務だったと思います。
 
かなり緊張していました。
というのも、最初の手術の時はMRIのみだったのでCT今回が初めて。
何かあったらどうしよう……造影剤って何だろう……
 
この時に思い出したのが、最初の手術の時の肺の検査結果です。
「肺年齢+10歳、要細密検査」
もしかして、すでに肺に転移しているんではないだろうか?
 
絶食という事で、朝を抜き水分のみとって病院へ向かいました。
このあたりから毎日の記録をノートに書いていて
それで思い出したのですが、
この日は術前検査も同時に行いました。
まずは、採血、肺の検査、心電図の3つです。

最初の採血科では待ち人数が50人以上と多くびっくりしましたが
C病院は採血科がまずないですし、取るのも小部屋でした。
ここはそれだけで独立していて、
また、パテーションに区切られたL字のテーブルで10人前後が
どんどん採血していて驚きました。ひぇー大病院だ!
なので、50人待ちでも15分くらいで採血コーナーに呼ばれ4本分血をとりました。
今は2本なんですけど、術前だと色々と検査項目が多いのでしょうか?
 
次に心電図と肺機能検査ですが、これは全く待ちませんでした。
肺機能はC病院での結果が良くなかったのでとてもとても頑張ったのですが
勢い付けすぎてよだれが出てしまい恥ずかしかったです。
また、心電図では最初に上半身をまくり上げるよう指示がありましたが
術後のお腹をかばうためずっとワンピース着用だったので
出す必要のない下半身まで丸出しになってしまい
これまた恥ずかしい思いをしました。
まぁでも仕方ないですよね。
それに、C病院での体験に比べたらパンツがちょっと出るくらいなんでもありません。
(「術後 発熱とお風呂について」参照)
 
痛いことも苦しいことも何もなくすんなりと終わり放射線科へ移動しました。
入口で案内の方に「初めてですか?」と聞かれ
うなずくとCTは通路一番奥だと説明してくれました。
途中胸部レントゲンの待合を通り過ぎるのですが、
そこの患者さんはあまり多くありませんでした。
そして次の角を曲がるとCTの待合ロビーが見えたのですが
ちょっと驚きました。
3人掛けの長椅子が6つと通路にも同じ椅子が4~5つあるのですが
私が着いた時、ほぼ席がうまっていました。
 
多いなぁ……みんながん患者なのだろうか。
そんなわけ無いんですけどね、でもその時の私には
患者さん全員ががん患者に見えていました。
前の席のおばさんが点滴しながら座っています。
かなりぐったりされていて
「あれが造影剤なのかな。こんなにぐったりするの?
 それともこの方は抗がん剤治療中なのかしら。
 副作用ってそんなにだるいの?私もそうなるんやろか。怖いな……」
とびくびくしてしまい、緊張に拍車がかかります。
 
待合室にはテレビがあるのですが、まったく見る気にはなれません。
携帯の電波も届かなかったため、持ってきていた漫画を読んでいました。
ほぼ頭に入ってきませんでしたけども。
きっとすぐ終わる、絶対に何もない!!
転移している訳ないんだから。
そう何度も心の中で呟きながら待っていました。
 

続きます。