佐藤めがねの闘病記録

子宮平滑筋肉腫と告知されました

ついに入院! 2016年9月

こんにちは。佐藤です。

明日は二か月に一度の検診日です。

緊張と不安がモリモリなので、週末は二種連続で実家に帰りました。

考えすぎです。心配性です。

 

さて。今日も張り切って前回の続きを書いていきます!

 

東京から戻った連休明け、会社の朝礼で長期休暇を頂く事をお伝えしました。

理由はその時は言及しませんでした。

男性が多いので反応に困るかな、と思いまして。

普段の会話(といってもあまり会話のない事務所ですが)で

ちょっと手術するんです、程度に伝えていました。

 

残り3日、手術前はおいしいものを食べておこう!と

から揚げやテイクアウトお寿司を好きなように食べ体重が自己新記録。

さらに、入院前日は帰りが一緒になった派遣先の方とカレー&アイスを

胸やけするまで食べました。

数日間で体重は新記録を更新し続けましたが今ではその体重すらうらやましい。

今ではあの頃よりも更に増えてましてね、そんで戻らないんですよ。

 

カレー&アイスから帰宅後、術前説明の時にもらった下剤としばらくにらめっこ。

今まで何度も「いよいよだな」と思っていましたが、本当のいよいよだな、と。

(ほんとしつこい性格)

イレギュラーな事はいつもなんでも楽しみで、

実際下剤も受け取った時はほんのちょっとわくわくしていましたが

本当に目の前にすると、飲むのが怖かったです。

いよいよ詐欺師も詐欺じゃなく現実になると怖いんです。

でも飲まなくてはならないので、意を決して飲みました!

ってただの小さい錠剤ですけれどもね!しかも1錠。

 

この後特にトイレに異変があった記憶がないので

かなり緩やかに効く下剤なんでしょうかね。多分。

 

入院日は祝日だったため、救急外来での入院手続きでした。

入り口で母親と待ち合わせをし、いざ病院へ!

 

受付では術前説明の際に受け取っていた入院申請書のようなものを提出、

警備員さんに案内されて入院病棟へ向かいました。

入院する病棟は外来と同じ建物なので新しい事は知っていましたが、

病室もきれいで広い!収納が多い!隣のベッドとの間がカーテンではなく棚!

さらに、テレビ台の収納もある。

2回目の手術で違う病院に入院した際にすごくがっかりしてしまったくらい

機能的で広くて清潔でとてもよい部屋でした。

 

何をしたらいいか分からなかったのでとりあえず持ってきたものを配置。

荷物、とにかく多かったです。

一週間の旅行と考えればそれくらいの量になるのは当然なのですが、

その時は、入院にしては多いんじゃない??なんて思うと恥ずかしかったです。

入院にしてはって。入院した事なんてないし誰かの入院の世話をしたこともないのに。

 

母親から、看護師が使うものは分かりやし場所にまとめた方が何かと便利と言われて

その言葉通りにセットしました。

具体的には、

入院案内にあった「手術当日に必要なもの」をひとまとめ

タオル・バスタオル

生理用ナプキン

をカーテンから入ってすぐの棚に置きました。

 

また、開腹手術経験者のブログに(とにかくブログを読む・読む・読む)

「術後はお腹が痛くて高いところに手を伸ばせない」とあったので

沢山使うであろう物は全部目線までに配置するようにしました。

看護師さん用とは別に自分用のタオル、ウェットティッシュ上着等。

 

入院するちょっと前にお友達がぬいぐるみを買ってくれましてね。

カナヘイのうさぎなんですけれども、これがかわいくてかわいくてたまらなくて

この子と、他にかわいがっているぬいぐるみちゃん達をいくつか

連れてきていました。

今でも心の支えです。

 

その子たちを出していると母親が、「これも置いててね」と

うさぎ?犬?の置物をテレビ台においてくれました。

片手をあげたポーズなのですが、そこにつまようじで作った旗をくっつけていて

「フレーフレーめがね」

と書かれていました。(「めがね」はもちろん仮名です。)

ありがとうを言う前から泣いてしまいました。

怖くて仕方なかったです。でも頑張るしかない。でも怖い…

恐怖>頑張る気持ち でした。

 

この後は、看護師さんからの入院の手引き、病棟案内に続き

術前処置がありました。

それは次の記事にします。

毎度長くてすみません……

 

ちなみに持ってきた荷物は体験談ブログを参照にまとめました。

おかげで困ったことは特にありませんでした。

一つだけ、履いてきた靴だけちょっと反省しました。

N病院はスリッパ禁止だったので履きやすい靴を持っていきました。

「最初は靴を履くのに苦労する」というブログを読んでいたので

しゃがまずに履けるようなものをしまむらで買っており、それを履きました。

履きやすい。歩きやすい。軽い。安い。最高です。


ただ、入院時に履いていく靴については全く気にしておらず

お気に入りのスニーカーで行ってしまいました。

すると、帰りお腹が痛くてしゃがめず履けないんです。

そっかーー!そうだったーーー!と退院当日に気づき

結局スリッパとして履いていた靴で帰りました。

こんな風に無駄に荷物が増えるのであれば、

最初からスリッパ用のはきやすい靴で行けばよかったです。